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muku_fire_muku 2020年01月09日(木) 21:00:52履歴
2019年、突如として世界各国の政府から世界終局宣言が発令された。
「2020年2月1日に世界は滅びる」
誰がそれを確認したのか?
何故世界各所で同時に宣言されたのか?
そもそも、人類はこの荒唐無稽な終局宣言をどうして「当然の事実である」として受け入れたのか?
全ては不明である。
ただし、確実な事実として、世界は確かにその日終わるのだ。
終局宣言発令直後は暴動などが発生し、混乱期が訪れたものの、現時点では落ち着いている。
今生きている人類の願いは【これまで通りの日常を維持すること】だ。
電力や水道、ガスなどのライフラインは、かろうじて維持されている。
どう考えても人手は足りないはずなのだけど、何故か日常生活を送るのに支障は出ていない。
ゲームの舞台となる行人坂市では、混乱期に一部の市民が暴徒化した。
だがそれらが鎮圧されて以後、大きな事件は起きていない。
終局宣言が発令された「現代日本」の架空の都市「行人坂市(いくとさかし)」。
行人坂市は、2000年代初期に行人(ゆきひと)市と帰坂(きさか)市が合併して新設された都市。
かつては100万人都市だったが、終局宣言発令後の混乱期に大きく人口を減らした。
それでも周辺自治体と較べれば、それなりに多くの人間が暮らしている。
中心部に【行人坂駅】がある。
この駅はJRが8路線(うち2つは新幹線)と私鉄2社が乗り入れる、ターミナル駅である。
中央改札の近くに【ユキカエル】というカエルの彫像があり、待ち合わせ場所として有名。
駅ビルは【ミツイシ】という6階建ての百貨店を併設しており、また駅周辺には大きな百貨店が建ち並ぶ。
駅の主要な出口は【西口・東口】の2つ。
大まかにわけて【西口は繁華街】、【東口はビル街】となっている。
駅周辺は賑わっており、高層ビルなども建っているが、30分も歩けば田畑の入り交じる住宅街に行き当たるなど、市内における地域差は激しい。
【行人坂駅】
かつては多くの通勤通学客で賑わったターミナル駅。
専門店街や駅ビルを併設し、今でもいくつかの店舗は経営を続けている。
何故か目的もなくこの駅を訪れる人も多い。自分以外の誰かがいる、という安心感を求めているようで、以前は見られなかった「駅の中でただ世間話をする人」が集まっているようだ。
【百貨店】
駅ビルに併設した【ミツイシ】の他、駅周辺にいくつかの百貨店が建ち並ぶ。
大抵のものは、これらの百貨店のどこかに行けば揃うようになっている。
以前より規模は縮小されているものの、未だに経営は続いている。天使化症候群の患者に襲われた際など、緊急時の避難場所としても解放されているようだ。
かつては多くの通勤通学客で賑わったターミナル駅。
専門店街や駅ビルを併設し、今でもいくつかの店舗は経営を続けている。
何故か目的もなくこの駅を訪れる人も多い。自分以外の誰かがいる、という安心感を求めているようで、以前は見られなかった「駅の中でただ世間話をする人」が集まっているようだ。
【百貨店】
駅ビルに併設した【ミツイシ】の他、駅周辺にいくつかの百貨店が建ち並ぶ。
大抵のものは、これらの百貨店のどこかに行けば揃うようになっている。
以前より規模は縮小されているものの、未だに経営は続いている。天使化症候群の患者に襲われた際など、緊急時の避難場所としても解放されているようだ。
【河川敷公園】
川沿いを整地して作られた公園。
かつては市民の憩いの場として解放され、野外イベントなども開催されていたが、今では閑散としている。時折自衛隊の車が停まっている様子が見受けられるが、彼らが何をしているのかは不明である。
【学校】
北区にはいくつかの学校が点在している。かつては多くの生徒達が通学していたが、今ではそういった姿も少なくなった。だが数少ない生徒達は今でも教室で勉強し、もしくはグラウンドで運動をしているようだ。
川沿いを整地して作られた公園。
かつては市民の憩いの場として解放され、野外イベントなども開催されていたが、今では閑散としている。時折自衛隊の車が停まっている様子が見受けられるが、彼らが何をしているのかは不明である。
【学校】
北区にはいくつかの学校が点在している。かつては多くの生徒達が通学していたが、今ではそういった姿も少なくなった。だが数少ない生徒達は今でも教室で勉強し、もしくはグラウンドで運動をしているようだ。
【大型ショッピングモール】
終局宣言発令直後、暴徒化した市民に襲撃されたことがある。
何とか経営を続けたものの、その後大量の蘇生病患者による襲撃を受け、完全な廃墟となった。
今は訪れる者も少なく、打ち捨てられているはずだが、怪しげな人影を見たという噂は絶えない。
【ラーメンみゆき】
どう見ても十代の少年が、一人で経営しているラーメン屋。
どんな注文をしてもカップラーメンが出てくる。店の隅にはセーラー服の上からどてらを着た、ショートカットの少女がいつも座っている。彼女はハピネス症候群の患者のようだ。
以前は頑固親父のラーメン屋だったはずだが、かつての店主がどこに行ったのか、今は何故少年が経営しているのか、全ては不明である。
終局宣言発令直後、暴徒化した市民に襲撃されたことがある。
何とか経営を続けたものの、その後大量の蘇生病患者による襲撃を受け、完全な廃墟となった。
今は訪れる者も少なく、打ち捨てられているはずだが、怪しげな人影を見たという噂は絶えない。
【ラーメンみゆき】
どう見ても十代の少年が、一人で経営しているラーメン屋。
どんな注文をしてもカップラーメンが出てくる。店の隅にはセーラー服の上からどてらを着た、ショートカットの少女がいつも座っている。彼女はハピネス症候群の患者のようだ。
以前は頑固親父のラーメン屋だったはずだが、かつての店主がどこに行ったのか、今は何故少年が経営しているのか、全ては不明である。
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